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    キャリアに対する思考と方向性

    1月 05, 2026 by hiepvo

    近年、日本は多くのベトナム人にとって「海外で働く夢の国」として選ばれてきました。収入を上げたい、経験を積みたい、人生を変えたい――そうした思いを胸に、日本行きを目指す人は少なくありません。しかし現実には、「行ければいい」「仕事は何でもいい」「とりあえず行ってから考える」という曖昧な気持ちで来日し、結果として重労働・低満足度・将来が見えない状態に陥ってしまうケースも多く見られます。

    本記事は、日本に行くべきかどうかを判断するためのものではありません。特定技能1号・2号という制度を軸に、日本で働きたいベトナム人がどのような考え方を持ち、どのように職業選択をすればよいのか、その「思考」と「キャリアの方向性」を整理することを目的としています。

    まず最初に見直すべきなのは、「日本に行って早くお金を稼ぐ」という短期的な発想です。確かに日本の賃金水準はベトナムより高く、毎月の送金額だけを見れば魅力的に映るでしょう。しかし、それだけを目的にすると、肝心な「職業としての価値」を見失ってしまいます。日本が外国人労働者を受け入れている理由は、一時的な人手不足の穴埋めではなく、社会を支える基幹産業における深刻な人材不足にあります。特定技能は単なる労働ビザではなく、特定の職種で専門性を身につけ、長期的に働いてもらうための制度なのです。

    特定技能1号の対象職種を見ると、建設、外食業、食品製造、農業、畜産、ビルクリーニング、自動車整備、機械金属加工、介護、宿泊業など、日本社会の日常を支える分野が中心であることが分かります。これらは「誰でもいい仕事」ではなく、日本にとって今後も確実に必要とされ続ける仕事です。つまり、職種選びは「今の条件」ではなく、「5年後も必要とされるか」という視点で考える必要があります。

    特定技能1号は最長5年という制限があるため、「一時的な制度」と捉えられがちです。しかし、この5年間は非常に重要な意味を持ちます。日本の現場で5年間働くということは、単に作業をこなすだけでなく、安全管理、品質意識、時間厳守、チームワークといった日本式の働き方を体に染み込ませる期間でもあります。建設業であれば、技術力と同時に工程管理や安全意識が身につき、外食業であれば、接客品質や現場運営の感覚が養われます。これらは将来どこで働くにしても、大きな財産になります。

    「ただ働く人」と「キャリアを築く人」の違いは、日々の仕事に対する捉え方にあります。同じ作業でも、「お金のためにやらされている」と思う人は消耗しますが、「技術を身につけている」「経験を積んでいる」と考える人は、成長を実感できます。特定技能で働く期間を、将来への投資と考えられるかどうかが、結果を大きく左右します。

    特定技能2号は、多くのベトナム人が目標とするステージですが、その本質を正しく理解している人はまだ多くありません。現在、2号が認められているのは建設分野や造船・舶用工業分野など一部に限られていますが、在留期間の更新制限がなく、家族帯同も可能になるため、事実上の長期就労・定住への道が開かれます。ただし、2号に移行するためには、単に年数を重ねるだけでは不十分で、高度な技能、現場理解、責任ある立場を担える能力が求められます。

    そのため、特定技能1号の段階から「この仕事は2号につながるのか」「将来どのようなキャリアに発展するのか」を意識することが重要です。たとえば、食品製造分野であれば、衛生管理やHACCPの知識を深めることで、将来は現場責任者や工場管理職を目指すことができます。農業分野であれば、日本の先進的な栽培技術や温室管理を学び、将来ベトナムで農業ビジネスを展開する道も考えられます。

    また、日本語学習と職業は切り離して考えるべきではありません。「試験に合格するための日本語」だけでは、現場での評価は上がりません。仕事の指示や理由を理解し、自分の言葉で確認できる人は、信頼され、重要な仕事を任されるようになります。流暢でなくても構いません。仕事を理解しようとする姿勢そのものが、評価につながります。

    特定技能の仕事は決して楽なものばかりではありません。体力的に厳しい建設、スピードと正確さが求められる外食業、精神的な負担もある介護など、それぞれに大変さがあります。しかし、「一番楽な仕事」を探すのではなく、「自分に合った仕事」を選ぶことが大切です。年齢、体力、性格、将来像を冷静に考えた上で選んだ仕事は、長く続けることができます。

    さらに、日本での特定技能経験は、日本国内だけでなく、将来ベトナムや第三国で働く際にも高く評価されます。日本式の働き方を理解し、技能と語学力を備えた人材は、どこでも重宝される存在になります。日本を「ゴール」と考えるのではなく、キャリアの一つのステージとして捉えることが重要です。

    最後に強調したいのは、特定技能は決して「楽な道」ではありませんが、「明確な道」であるということです。職種、目標、3年後・5年後の姿を具体的に描くことで、日本での時間は単なる出稼ぎではなく、人生を変える経験になります。日本は、準備をし、学び続ける覚悟のある人に対して、多くのチャンスを与えてくれる国です。特定技能1号・2号を正しく理解し、長期的な視点でキャリアを築くことが、ベトナム人にとって大きな転機となるでしょう。

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    Tags: 特定技能1号 特定技能2号 特定技能試験
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